「夏枯れ相場」とは、夏期の証券市場では、値動きが小幅推移となる期間が存在します。これを夏枯れ相場と言い、夏枯れ相場中の最安値を「夏底」とも言います。
夏期は海外では夏季休暇、日本ではお盆休みや夏休みと時期が重なることから、市場参加者が減少することで取引量も減ってしまう事に由来した言葉です。
取引量が減った相場は、ちょっとした材料にも敏感に反応し、上下しやすくなることからリスクが高まると言われていますが、近年ではインターネット取引による個人の参入も活発であるため、そのような基調は以前ほど顕著ではなくなったと言われています。